ACL第2節 川崎フロンターレvs北京FC MVPランキング
総評:ターンオーバーの成功とACLは情報が少なすぎてよくわからない
アジアチャンピオンズリーグの第2節。
初戦の苦戦が信じられないような展開で7-0での勝利。
初戦に出場したメンバーの大半を入れ替えての勝利なので、グループリーグを突破を見据えると大きな勝利ですね。途中からは谷口、山根、旗手をベンチに下げて休ませることができたのも大きいです。
特に山根と旗手は日本代表での活動も含めて出ずっぱりだったので、少し休ませてあげたいですね。山根と旗手を見ていると、全然消耗してなさそうな動きをしてますが。。
北京FCはあまり強くなかったですね。
初戦の大邱FCはなかなかの強敵でしたし、過去の大会でもグループリーグから苦労してきたこともあり、かなり身構えていたので少し拍子抜けしました。
そもそも北京FCの情報がない上に、ふたを開けてみれば出場していた選手が若い選手ばかり。
力の差はかなりありました。
とはいえ最後まで気を抜かず、圧倒し続けるところはプロの仕事ですね。
試合後の北京FCの選手インタビューにも、「川崎フロンターレは北京FCをリスペクトして試合に臨んでくれた」というコメントもあり、川崎フロンターレサポーターにとって嬉しいコメントだなと思いました。
次勝てば3連勝。
グループリーグの突破がうっすら見えてきますが、大邱FCも負けなそうなので最終的には大邱FCとの直接対決になると思います。
いつもどおり一戦必勝で勝ち続け、決勝トーナメントへの道を切り開きましょう。
試合詳細
ACL第2節 勝手にMVPランキング
1位 長谷川竜也
左サイドを制圧しましたね。
ライン際で起点を作り、旗手、脇坂との連携でディフェンスを無力化。
車屋からのパスを引き出すポジショニングもすばらしい。
タイミングよく飛び込んだ先制ゴールで、流れをフロンターレに引き寄せる。
2位 谷口彰悟
まさかのアンカーでの起用。
谷口のアンカーはあまり良いイメージがなかったのですが、そのイメージはすでに過去のものでした。
先日の日本代表でボランチをやったことが自信になったのか、フロンターレでセンターバックをやりながらパスの質を磨いていったのか。相手のプレスが緩いということを差し引いても、止める蹴るの質がかつての谷口とはレベルが違いました。
上質な受けて捌くでフロンターレの攻撃にリズムを生み出していました。
3位 ちょっと選ぶのが難しい
北京FC戦は出場した選手全員が活躍し、得点差に緩むことなく戦っていたので、正直選ぶのは難しいです。。
その中でも途中から出場した知念、イサカ・ゼイン、神谷は、なかなか出場機会が得られないこともあり、北京FCとの試合で好アピールができたのではないでしょうか。
大邱FCとの試合はグループリーグの突破を決める重要な試合になりそうなので、主力がメインのスタメンになりそうですが、北京FC・ユナイテッドシティFCとの試合で、知念、イサカ・ゼイン、神谷をスタメンで器用するのはおもしろいと思います。
まとめ
北京FC戦は7-0の快勝でしたが、心配な点が一つ。
悠様のケガです。その後情報がないので、復帰までに時間がかかるのかわかりませんが、担架で運ばれている様子を見るとすぐに復帰は難しそうな気がします。
夏に夏男・小林悠がいないのはちょっとさびしい。
悠様が外れることでダミアンの負担が増えてくると、夏を迎えるこれからは厳しくなりそうです。
とはいえ、知念にとってはチャンスでもあるので、この機会に覚醒してポジションを奪うくらいの活躍を期待したいですね。
また、これは試してみてほしい案ですが、家長のワントップもおもしろそうです。
大宮時代にトップをやっていたので、間違いなくできると思います。
インサイドハーフの二人とポジションチェンジしながら、相手ディフェンスを攻略する絵を想像すると、新しいフロンターレが見えてくる気がします。
ACL第3節は23時キックオフ。
平日25時スタートはキツイですが、金曜23時ならリアルタイムで観戦できます。
全試合この時間でお願いしたいです。