ACL第3節 川崎フロンターレvsユナイテッド・シティFC MVPランキング
総評:帰ってきた大島僚太。覚醒し始めた?橘田健人
アジアチャンピオンズリーグの第3節。
北京FC戦の7-0に続き、8-0でユナイテッド・シティFCに勝利しました。
2試合連続で大量得点での勝利ということで、ふと思い出したのが2006年Jリーグ開幕時のフロンターレ。ジュニーニョ、我那覇、マルクスでゴールを量産してました。
懐かしいです。2006年Jリーグ開幕時の結果を知りたい方はリンクからどうぞ。
さて、話がそれました。
ユナイテッド・シティFC戦の注目はやはり大島僚太のスタメンです。
大邱FC戦、北京FC戦で途中から出場しましたが、まだスタメンは厳しそうかなという印象でした。
とはいえユナイテッド・シティFC戦のスタメン起用は、最初から前半45分に限定していたみたいなので、主力組との連携や体力的な面で徐々にならしていくという意味でよい選択だと思いました。
個人的に少しずつ出場時間が長くなっているが、離れている期間が長かったので前半45分でも体力面できつさがあるなと感じている。そこはトレーニングも含めて、徐々に上げていきたい。
試合終了後の大島君のコメントより抜粋
大島くん本人のコメントからも、100%でプレーするにはもう少し時間が必要そうですね。
今回のACLの対戦相手はならしていくという意味では、ちょうどいい相手かもしれません。
フィジカル的にはまだまだですが、受ける、止める、蹴るというテクニックはまったくさびついていないところが大島くんのすごさです。
2点目の一連の流れは、大島くんの周りだけ時間がゆったり流れているような流麗さでした。
受けて、持ち出して、はたいて、受けて、ゴールへのパス、美しい。
試合詳細
ACL第3節 勝手にMVPランキング
1位 橘田健人
まさかのハットトリック。
天皇杯で得点して以降、ゴールが増えてます。なにかコツでもつかんだのでしょうか?
1点目のペナルティエリアに侵入するタイミングは抜群でした。
パスを止めてからシュートまでも早く、基礎技術の高さもうかがえます。
ゴールという結果以外に、守備もすばらしかった。
ボールホルダーに寄せる速さ、パスカットを狙った時の鋭さが目立ちました。
運動量も多く、最終的には右サイドバックもこなす有能っぷり。
今後の成長が楽しみですね。
2位 谷口彰悟
センターバックスタートで後半からアンカーでの起用。
谷口のアンカーはもはやオプションの一つと考えられるレベルです。
ですが、Jリーグで早いプレスを受けたときに機能するのか未知数です。
早くJリーグでプレイするところを見てみたいですね。
谷口がアンカーに入ることで、左センターバックに車屋が使えることも攻撃的に行く際にはよさそうです。
3位 旗手玲央
今のフロンターレに欠かせない選手になってきました。
インサイドハーフ、左サイドバック、ユナイテッド・シティFC戦では右サイドバックもこなしました。
どのポジションに入っても高いレベルで仕事ができ、サッカーIQの高さを感じます。
局面ごとの判断に磨きがかかって、成長が止まらないですね。
次に海外のクラブに狙われるのは旗手じゃないかとひそかに思ってます。
試合中に悠様に怒られてた頃が懐かしいですね。
まとめ
大島くんの復帰、橘田の覚醒と、田中碧が移籍でいなくなってしまったことをまったく感じさせないですね。
グループリーグの相手とも一通り対戦し、相手の実力もわかってきました。
いろいろなことを試しながら、実戦経験を積むのにACLは良い機会だと思います。
しかし大邱FC戦はグループリーグの突破がかかるので、試している余裕はなさそうですね。
ACL第4節は再びユナイテッド・シティFCとの対戦で23時キックオフ。
23時キックオフですが、平日リアルタイム観戦は厳しいなぁ。