J1リーグ第18節 清水エスパルスvs川崎フロンターレ MⅤPランキング

総評:左ウイングは宮城天、過酷な環境でも勝ちきる強さ
久しぶりのJ1リーグの第18節清水エスパルス戦。
結果2-0での勝利。
芝がキレイなスタジアムはいいですね。テンポよくパスがつながる。
フロンターレのサッカーのおもしろさって、これだよねとあらためて実感しました。
さて、清水エスパルス戦の注目は左ウイングでした。
オリンピック代表組の三笘(海外移籍濃厚)と旗手が不在。
選ばれたのはACL北京FC戦で結果を残した宮城天でした。
結果を残した選手をすぐ使うところは、鬼木監督の人の使い方のうまさです。
「結果を出せば試合に出られる」という、選手へのメッセージ。
選手のやる気を引き出すマネジメントですね。
J1初スタメンの宮城でしたが、緊張しすぎることもなく普通にプレーしてました。
少し遠慮がちに見えたので、もう少し自分から仕掛けるようになれば、より怖い選手に成長していきそうですね。
これからが楽しみです。
試合は後半なかばくらいからフロンターレの劣勢が続きました。
劣勢の要因は3つ。
ただでさえスケジュールが詰まっていてコンディション調整が難しいのに、新型コロナウイルスの対応も加わる不運。
さらにACLで戦ったユナイテッド・シティFC、北京FCと清水エスパルスではスピードも強度も違う。
当然試合中の消耗もACLに比べると大きくなります。
3つの要因を考えると、清水のボールホルダーにプレスに行けなくなるのもしかたないです。
プレスに行けないなら行けないで割りきって守りにいったところは、今まで積み上げてきたチームの経験値ですね。
谷口、ジェジエウ、シミッチを中心に車屋、山村も入れてとにかく跳ね返す。
結果、完封勝利。
自分たちがやりたいサッカーができないときにどうするのか?チームで共有できていることがよくわかる試合でした。

試合詳細
ゲーム記録・速報 - 2021/J1リーグ 第18節 vs.清水エスパルス | KAWASAKI FRONTALE
J1リーグ第18節 勝手にMVPランキング
1位 大島僚太
あらためて大島僚太すごいな!でした。
敵に囲まれた状態でパスを受けて前を向く技術は絶品です。
50分のプレーは何度でもリプレイしたい。
敵3人に囲まれた状態で前を向き、一歩のフェイントでディフェンダー2人を外してシュートコースを作り出す。
動きにまったくムダがない。ムダのないシンプルなプレーは美しいです。
2位 脇坂泰斗
先制ゴールは脇坂の技術がつまった良いゴールでした。
相手ディフェンダー、ゴールキーパーの位置を把握しながら、トップスピードでペナルティーエリア内に侵入し、ダミアンからの速いパスを冷静に最適な場所に流し込む。
難しいことを簡単そうにやってしまうところが脇坂のすごさですね。
広範囲に動いてパスを受けて味方を助けることも多く、困っているときにサラッと手を貸してくれるプレーはまさに紳士です。
3位 チョン・ソンリョン
2本連続のビッグセーブ。
決められていたら清水エスパルスに勢いを与えてしまう状況だったので、ソンリョンに助けられました。
もし2-1になっていたら勝ち点を失っていたかもしれないですね。
無敗記録の更新を続けられるのもソンリョンの存在あってこそです。

まとめ
ACLから帰国してすぐに清水エスパルス戦ということで、かなり厳しい状況での試合となりました。
悪条件が重なっても勝ちきれる。
数年前からは考えられないような、本物の強さを手にしつつあります。
次の天皇杯が終わればようやく一息つけます。
前回の長野パルセイロはかなり苦戦したので、ジェフユナイテッド千葉には90分で勝ちきって休みを勝ちとってほしいですね。
新井章太との対決も楽しみです。絶対気合入ってるだろうなぁ。
ACL第6節 川崎フロンターレvs北京FC MVPランキング

総評:三笘薫移籍後の左ウイングをめぐる争い
アジアチャンピオンズリーグの第6節。
大邱FCとの直接対決を制して、グループリーグ突破が決まった中での試合。
若手中心のメンバーでも4-0で勝利。
グループリーグラストも勝利し、6戦全勝でACLを終えました。
スタートはセンターバック二人とゴールキーパー以外は若手中心のメンバー構成。
なかなか出られない、イサカ・ゼイン、宮城天、神谷凱士もスタメンに入りましたね。
中盤の組み合わせはアンカーに橘田、インサイドハーフに小塚と遠野。左ウイングに長谷川、右ウイングに宮城でした。
試合内容は圧倒的。
シュート34本って、小学生だったら試合中に泣いちゃいますね。
北京FC戦に出場した選手にとってはただの消化試合ではありません。
オリンピック中断明けのシーズン後半戦に向けたアピールの場だったので気合も入ります。
まだ公式発表されてませんが三笘の海外移籍がほぼ決まり、田中碧も海外移籍。
スタメン2枠が空席です。誰がその枠に入るのか、北京FC戦をふまえ考えてみます。
ワントップはダミアンがファーストチョイス。夏の連戦での消耗を考えると、悠様がケガで不在なのが痛いです。
悠様が戻ってくれば、ダミアンと交代しながらの起用になると思います。
ACLを見る限り、知念はまだ少し頼りないですね。
ウイングは右の家長は不動です。
左は旗手でしょうか。でも右もできそうなので、家長のバックアップとしても起用されそうですね。
旗手は有能すぎますね。
旗手の使われ方しだいで長谷川、遠野、宮城でウイングポジションを回していくと思います。
インサイドハーフは大島、脇坂、橘田の三人をメインで使うことになるでしょう。
ただし山根しだいで橘田は右サイドバックのバックアップの可能性もありそうです。
小塚は機動力という面でまだ物足りない印象があります。
なので大島、脇坂、橘田のバックアップに回るのではと思います。

アンカーはシミッチです。
2番手は谷口ですね。
センターバックで出場しながら、シミッチの消耗に合わせてかえていく形になると思います。
塚川はシミッチ、谷口のバックアップとして、試合後半に逃げ切るときの守備要員としての起用が多くなりそうです。
サイドバックは右は山根、左は登里で決まりでしょう。
山根のバックアップはイサカ・ゼインだと思っていたのですが、起用法など見ていると橘田が2番手だと思われます。
登里のバックアップは旗手でしたが、旗手は攻撃的なポジションでの起用が考えられるので、車屋がセンターバックをやりつつ登里をフォローする形になると思います。
センターバックは谷口、ジェジエウが一番手。
状況を見ながら、車屋、山村で回していくと思います。
谷口がアンカーに入ることが増えそうなので、車屋と山村の出番は増えそうですね。
最後に高卒ルーキーの田辺が北京FC戦で初出場しました。
高卒ルーキーのイメージを超えてきたのでちょっと衝撃的でした。
高卒とは思えない、フィジカルはかなりの大物の予感がします。
今後の成長を期待せずにはいられないですね。
試合詳細
ACL第6節 勝手にMVPランキング
1位 橘田健人
慣れないアンカーでのスタート。
最初はぎこちなかったものの、前半が終わる頃にはすっかりフィットしてましたね。
特にパスを受けにいくところ、相手に寄せるディフェンスの速さはセンスを感じます。
いろいろなポジションを高いレベルでこなせるところを見ると、サッカーIQの高さがうかがえますね。
シーズン後半戦の活躍に期待。
2位 小塚和季
待望のフロンターレ初ゴール。
合わせるのが難しいパスを、簡単にゴールするテクニックがすばらしい。
セットプレーのキックも精度が高いです。
3位 宮城天
シュート性のボールを丁寧に合わせてゴール。
難易度高めなシュートを決めましたね。
ドリブルでの1対1も勝率高めでした。
でも宮城天のドリブルがJ1でも通用するのかというと未知数です。
J1で無双してた三笘ってあらためてすごいな。

まとめ
ACLのグループリーグを全勝で突破しました。
強敵大邱FCとの対戦あり、出場機会の恵まれない若手の活躍ありで、見どころが多いACLでしたね。
中2日での6連戦。選手、関係者の皆様おつかれさまでした。
リアルタイムで観戦したサポーターの皆様もおつかれさまでした。
帰国後はすぐにJリーグと天皇杯です。
久しぶりのJリーグはACLと感覚が違いそうで切替が難しそうですね。
ACL第5節 川崎フロンターレvs大邱FC MVPランキング

総評:ACLの敵はやはり芝?フロンターレらしさが出せないもどかしさ
アジアチャンピオンズリーグの第5節。
引き分け以上でグループリーグの突破が決まる大切な試合。
逆境をはね返して3-1で勝利。勝負強い。
スタートは安定の主力組。いつもと違うところは、左サイドバックが登里亨平から車屋紳太郎に変わったこと。
大邱FCのカウンター対策ですかね?
大邱FCのFWは高さ・強さ・上手さを兼ね備えているので、車屋を起用したように思います。
ACL第1節 川崎フロンターレvs大邱FC MVPランキング - にゃんのすけのブログ
ACL第5節は第4節までのロコモティフスタジアムではなく、プニョドコルスタジアムで試合が行われました。
プニョドコルスタジアムはテレビカメラが俯瞰でとらえられる場所に設置されていて、第4節までと違いピッチ全体が見れるので、視聴者に優しいスタジアムでしたね。
ロコモティフスタジアムは選手寄りの映像が多くて、ピッチ全体がどうなっているのかよくわからなかった。。。
視聴者に優しいプニョドコルスタジアムですが、フロンターレの選手にとっては試練のスタジアムでした。
集中開催で芝がいたんでいたので、ボールが思うように転がらずパスの精度が落ちる。
加えて芝にボールがからんでパススピードも出ない。
細かいパスをつないで、相手ディフェンスを崩していくスタイルがフロンターレの強みなので、パスワークをいかせないのはなかなかつらい。。。
逆に大邱FCはカウンター狙いのため、ロングボールを前線に放り込んで少ないパスでゴールを目指すので、芝の状態など関係なし。
スタジアムとの相性が良いのは間違いなく大邱FCで、フロンターレにとっては相性がいまいち。
逆境の中でフロンターレがとった戦略は2つ。
- 浮き球のパスを使う
- 比較的芝の状態が良い両サイドから攻略する
特に芝が荒れていたピッチ中央では、パスをつなぐ時は浮き球を多用してました。
浮き球パスは出し手側も受け手側も精度が落ちるし、スピードも出ないのでJリーグではほとんど使いませんが、よほど芝の状態が悪かったんだと思います。
ただ浮き球で崩せたかと言われると、やはり崩すのは少し難しいですね。
後半はサイドからの崩しが増えました。
ピッチ中央に比べると芝の状態も良く、パスにしろドリブルにしろ中央よりはやりやすそうでしたね。
特に三笘のドリブル突破はきいてました。1対1になった時の三笘は止められないですね。
大邱FCとの試合はフロンターレらしい試合はできませんでしたが、難しい環境であっても勝ちきれるところは本物の強さを感じます。
ACLの戦いをとおして、また一回り強くなった気がします。
試合詳細
ACL第5節 勝手にMVPランキング
1位 レアンドロ・ダミアン
大事な一戦でハットトリック。勝負強い。
テクニックがいかせないピッチの状況でいきるのは、やはりパワーですね。
そしてパワーと言えばダミアン。
相手を背負うポストプレーでは、ダミアンを止められるディフェンダーはアジアにいなさそうです。
2位 三笘薫
2つのアシストで結果を残しました。
芝がボールにからむので、いつものドリブル突破はなかなか見られませんが、その分ACLではゴールを決められる場所に入ることを意識しているように思います。
単純にサイドに張ってドリブルで仕掛けるだけの選手ではないですね。
その時々の状況をみて、有効なプレーを選択できるインテリジェンスを感じます。
3位 脇坂泰斗
すばやい切替えからのディフェンスでゴールをアシスト。
ペナルティエリア内に侵入するタイミング、スピードが鋭い。
中盤でボールを受ける回数も多く、シーズンの後半戦は脇坂が主役になるのでは?と期待させられる。

まとめ
難敵を乗り越えて5戦全勝でグループリーグの突破を決めました。
慣れない環境、難しい環境であっても勝ちきれることにフロンターレの成長を感じます。
いよいよ次のACL第6節北京FC戦でグループリーグも終わり。
前回の北京FCとの対戦の様子はリンクからどうぞ。
ACL第2節 川崎フロンターレvs北京FC MVPランキング - にゃんのすけのブログ
グループリーグの突破も決まったので、どんなメンバーでくるのか楽しみですね。
最後に三笘の海外移籍のニュースが出ましたね。
オリンピックの後に移籍のようなので、三笘のフロンターレでの試合は大邱FC戦が最後かもしれないです。
一度でいいから三笘のドリブルを等々力で実際に見たかった。。。
そして満員の等々力でもっと三笘にプレーさせてあげたかった。満員の等々力でほとんどプレーせずに移籍なんてさびしすぎますよね。
でも三笘が海外でどれだけできるのか想像すると、楽しみしかないですね。
きっと世界のディフェンダーもあっさりドリブルで抜いていくんだろうなぁ。
ACL第4節 川崎フロンターレvsユナイテッド・シティFC MVPランキング

総評:大島僚太、小塚和季、塚川孝輝の中盤に化学反応は起きたのか?
アジアチャンピオンズリーグの第4節。
前節8-0で勝利したユナイテッド・シティFCとの再戦。
ACL第3節の様子はリンクからどうぞ。
ACL第3節 川崎フロンターレvsユナイテッド・シティFC MVPランキング - にゃんのすけのブログ
前回圧勝しているだけに、ちょっとやりづらいですね。
結果は2-0で勝利。前節以上を求めるサポーターにとっては物足りない結果だったかもしれません。
しかし、内容は圧倒してました。ボール支配率は75%以上。シュート数は24本。
決定的なシュートは数多くありながら、ユナイテッド・シティFCのゴールキーパーにことごとく防がれてしまいました。。。あれだけ打たれて2失点で抑えるなんて奇跡に近いですね。
さて、ACL第4節ユナイテッド・シティFC戦の見どころといえば、中盤の3人、大島僚太、小塚和季、塚川孝輝の組み合わせですね。
何か起こりそうな組み合わせだと思ったのですが、想定を超えてくるような化学反応は見られませんでした。
大島くんは前節に続き45分限定の出場。
少しずつコンディションが上がってきている印象です。
中でもクロスに合わせたダイビングヘッドには驚きましたね。大島くんが頭で飛び込んでいくシーンなんて見た記憶がないので。
これは新境地開拓・・・ではなさそうですが、インサイドハーフとしてプレーの幅を広げていった結果なのかもしれません。
小塚と塚川ですが、個人的な意見としてポジションを逆にしたほうがいいのでは?と思いました。
小塚をアンカーに、塚川をインサイドハーフにです。
まず小塚をアンカーに推す理由。
- 長短のパスの精度
- ペナルティーエリア内、付近でボールを受けるより、プレッシャーの少ない後方でボールを受けたほうが特徴がいかせそう
イメージはイタリアのピルロのようなイメージです。
ピルロも若いころはセカンドトップみたいなポジションで試合に出ていました。
が、ボランチに転向することで、世界的な名手にまで昇りつめました。
ただし、シミッチや谷口のような高さやディフェンスの能力を、現時点では期待できないことがネックにはなります。
塚川をインサイドハーフに推す理由。
ただし、ペナルティーエリア付近で受ける技術や、受けてからの判断のスピード・質という部分が上がってこないと厳しいところではあります。
一長一短あるため最適解とは言えませんが、最終節の北京FC戦でグループリーグの突破が決まっている状態であれば、見てみたい組み合わせです。
試合詳細
ACL第4節 勝手にMVPランキング
1位 長谷川竜也
得点数は1ゴールでしたが、数多くの決定的なシュートを放つ。
ユナイテッド・シティFCのゴールキーパーの好守に阻まれたのは残念でしたが、シュートが打てる場所に顔を出す回数が多かったことも忘れてはいけない事実。
知念の先制ゴールも、長谷川竜也の守備が起点になってうまれました。
シュートを決められなかった批判はあると思いますが、批判を乗り越えて活躍して欲しいですね。
2位 車屋紳太郎、山村和也
特に縦に入れるパスが二人ともすばらしい。
受ける側のポジショニングも良いのですが、相手が取れないスピード、タイミング、精度で出てくるパスは、見ていて気持ちいいですよね。
後半の終盤にカウンターで攻め込まれた時の対応も集中してました。
攻撃をし続けていると、たまに来る守備の時にあっさり決められることがありますが、ソンリョン、谷口も含めてしっかり守りきりました。

まとめ
試合内容としては圧倒的だったとはいえ、家長と山根を出場させないといけない状況を作ってしまったのは誤算だったと思います。
本来なら前半のうちに勝負を決めて、イサカ・ゼインや宮城天、神谷を使いたかったのではと推測します。
どんなに実力差があっても、なかなか思いどおりにいかないところが、サッカーのおもしろさでもあり、怖さでもありますね。
ACL第5節はグループリーグ突破をかけて、大邱FCとの対戦。
前回の大邱FCとの対戦の様子はリンクからどうぞ。
ACL第1節 川崎フロンターレvs大邱FC MVPランキング - にゃんのすけのブログ
前回の対戦以上に対策を練っているはずなので、気を引き締めて試合に臨んでほしいですね。
そして勝利で次のステージへ進みましょう!
ACL第3節 川崎フロンターレvsユナイテッド・シティFC MVPランキング

総評:帰ってきた大島僚太。覚醒し始めた?橘田健人
アジアチャンピオンズリーグの第3節。
北京FC戦の7-0に続き、8-0でユナイテッド・シティFCに勝利しました。
2試合連続で大量得点での勝利ということで、ふと思い出したのが2006年Jリーグ開幕時のフロンターレ。ジュニーニョ、我那覇、マルクスでゴールを量産してました。
懐かしいです。2006年Jリーグ開幕時の結果を知りたい方はリンクからどうぞ。
さて、話がそれました。
ユナイテッド・シティFC戦の注目はやはり大島僚太のスタメンです。
大邱FC戦、北京FC戦で途中から出場しましたが、まだスタメンは厳しそうかなという印象でした。
とはいえユナイテッド・シティFC戦のスタメン起用は、最初から前半45分に限定していたみたいなので、主力組との連携や体力的な面で徐々にならしていくという意味でよい選択だと思いました。
個人的に少しずつ出場時間が長くなっているが、離れている期間が長かったので前半45分でも体力面できつさがあるなと感じている。そこはトレーニングも含めて、徐々に上げていきたい。
試合終了後の大島君のコメントより抜粋
大島くん本人のコメントからも、100%でプレーするにはもう少し時間が必要そうですね。
今回のACLの対戦相手はならしていくという意味では、ちょうどいい相手かもしれません。
フィジカル的にはまだまだですが、受ける、止める、蹴るというテクニックはまったくさびついていないところが大島くんのすごさです。
2点目の一連の流れは、大島くんの周りだけ時間がゆったり流れているような流麗さでした。
受けて、持ち出して、はたいて、受けて、ゴールへのパス、美しい。
試合詳細
ACL第3節 勝手にMVPランキング
1位 橘田健人
まさかのハットトリック。
天皇杯で得点して以降、ゴールが増えてます。なにかコツでもつかんだのでしょうか?
1点目のペナルティエリアに侵入するタイミングは抜群でした。
パスを止めてからシュートまでも早く、基礎技術の高さもうかがえます。
ゴールという結果以外に、守備もすばらしかった。
ボールホルダーに寄せる速さ、パスカットを狙った時の鋭さが目立ちました。
運動量も多く、最終的には右サイドバックもこなす有能っぷり。
今後の成長が楽しみですね。
2位 谷口彰悟
センターバックスタートで後半からアンカーでの起用。
谷口のアンカーはもはやオプションの一つと考えられるレベルです。
ですが、Jリーグで早いプレスを受けたときに機能するのか未知数です。
早くJリーグでプレイするところを見てみたいですね。
谷口がアンカーに入ることで、左センターバックに車屋が使えることも攻撃的に行く際にはよさそうです。
3位 旗手玲央
今のフロンターレに欠かせない選手になってきました。
インサイドハーフ、左サイドバック、ユナイテッド・シティFC戦では右サイドバックもこなしました。
どのポジションに入っても高いレベルで仕事ができ、サッカーIQの高さを感じます。
局面ごとの判断に磨きがかかって、成長が止まらないですね。
次に海外のクラブに狙われるのは旗手じゃないかとひそかに思ってます。
試合中に悠様に怒られてた頃が懐かしいですね。

まとめ
大島くんの復帰、橘田の覚醒と、田中碧が移籍でいなくなってしまったことをまったく感じさせないですね。
グループリーグの相手とも一通り対戦し、相手の実力もわかってきました。
いろいろなことを試しながら、実戦経験を積むのにACLは良い機会だと思います。
しかし大邱FC戦はグループリーグの突破がかかるので、試している余裕はなさそうですね。
ACL第4節は再びユナイテッド・シティFCとの対戦で23時キックオフ。
23時キックオフですが、平日リアルタイム観戦は厳しいなぁ。
ACL第2節 川崎フロンターレvs北京FC MVPランキング

総評:ターンオーバーの成功とACLは情報が少なすぎてよくわからない
アジアチャンピオンズリーグの第2節。
初戦の苦戦が信じられないような展開で7-0での勝利。
初戦に出場したメンバーの大半を入れ替えての勝利なので、グループリーグを突破を見据えると大きな勝利ですね。途中からは谷口、山根、旗手をベンチに下げて休ませることができたのも大きいです。
特に山根と旗手は日本代表での活動も含めて出ずっぱりだったので、少し休ませてあげたいですね。山根と旗手を見ていると、全然消耗してなさそうな動きをしてますが。。
北京FCはあまり強くなかったですね。
初戦の大邱FCはなかなかの強敵でしたし、過去の大会でもグループリーグから苦労してきたこともあり、かなり身構えていたので少し拍子抜けしました。
そもそも北京FCの情報がない上に、ふたを開けてみれば出場していた選手が若い選手ばかり。
力の差はかなりありました。
とはいえ最後まで気を抜かず、圧倒し続けるところはプロの仕事ですね。
試合後の北京FCの選手インタビューにも、「川崎フロンターレは北京FCをリスペクトして試合に臨んでくれた」というコメントもあり、川崎フロンターレサポーターにとって嬉しいコメントだなと思いました。
次勝てば3連勝。
グループリーグの突破がうっすら見えてきますが、大邱FCも負けなそうなので最終的には大邱FCとの直接対決になると思います。
いつもどおり一戦必勝で勝ち続け、決勝トーナメントへの道を切り開きましょう。
試合詳細
ACL第2節 勝手にMVPランキング
1位 長谷川竜也
左サイドを制圧しましたね。
ライン際で起点を作り、旗手、脇坂との連携でディフェンスを無力化。
車屋からのパスを引き出すポジショニングもすばらしい。
タイミングよく飛び込んだ先制ゴールで、流れをフロンターレに引き寄せる。
2位 谷口彰悟
まさかのアンカーでの起用。
谷口のアンカーはあまり良いイメージがなかったのですが、そのイメージはすでに過去のものでした。
先日の日本代表でボランチをやったことが自信になったのか、フロンターレでセンターバックをやりながらパスの質を磨いていったのか。相手のプレスが緩いということを差し引いても、止める蹴るの質がかつての谷口とはレベルが違いました。
上質な受けて捌くでフロンターレの攻撃にリズムを生み出していました。
3位 ちょっと選ぶのが難しい
北京FC戦は出場した選手全員が活躍し、得点差に緩むことなく戦っていたので、正直選ぶのは難しいです。。
その中でも途中から出場した知念、イサカ・ゼイン、神谷は、なかなか出場機会が得られないこともあり、北京FCとの試合で好アピールができたのではないでしょうか。
大邱FCとの試合はグループリーグの突破を決める重要な試合になりそうなので、主力がメインのスタメンになりそうですが、北京FC・ユナイテッドシティFCとの試合で、知念、イサカ・ゼイン、神谷をスタメンで器用するのはおもしろいと思います。

まとめ
北京FC戦は7-0の快勝でしたが、心配な点が一つ。
悠様のケガです。その後情報がないので、復帰までに時間がかかるのかわかりませんが、担架で運ばれている様子を見るとすぐに復帰は難しそうな気がします。
夏に夏男・小林悠がいないのはちょっとさびしい。
悠様が外れることでダミアンの負担が増えてくると、夏を迎えるこれからは厳しくなりそうです。
とはいえ、知念にとってはチャンスでもあるので、この機会に覚醒してポジションを奪うくらいの活躍を期待したいですね。
また、これは試してみてほしい案ですが、家長のワントップもおもしろそうです。
大宮時代にトップをやっていたので、間違いなくできると思います。
インサイドハーフの二人とポジションチェンジしながら、相手ディフェンスを攻略する絵を想像すると、新しいフロンターレが見えてくる気がします。
ACL第3節は23時キックオフ。
平日25時スタートはキツイですが、金曜23時ならリアルタイムで観戦できます。
全試合この時間でお願いしたいです。
【書評】『投資の大原則』老後不安に備えたい投資初心者のための教科書

老後不安に備えて「投資を始めよう!」と思った方は多いと思います。
でも「なかなか一歩が踏み出せない」「暴落が怖くて投資が始められない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
そんな方でも投資を始めてみようかなと思える本が『投資の大原則』です。
『投資の大原則』を読んで投資の本質を学び、投資を始めて、少しでも老後不安を減らしていきしましょう。
『投資の大原則』の要点
『投資の大原則』には投資の教科書とも言えるような原理原則、本質が書かれています。
要点をまとめると、大きく4つです。
- すべてはお金を貯めることから
- 投資を続けることでお金が増える理由
- 投資はシンプルに
- 投資は勝つことよりも負けないことが大事
一つずつ説明します。
すべてはお金を貯めることから
「すべてはお金を貯めることから」読み始めてすぐに大きく書かれてます。
「スタートは投資することじゃないんだ。貯金することが投資のスタートなんだ!」という著者の二人、バートン・マルキールとチャールズ・エリスの強い意志を感じます。
投資に使うお金を貯めるという直接的な意味合いもありますが、もう少し広い視野で考えると、貯金をとおしてお金との付き合い方を学ぶことが大事なんだと思います。
貯金する方法はシンプルです。
収入-支出=貯金
収入を大きくして、支出を小さくできれば、あっという間にお金持ちです。簡単ですね。
みんな頭ではわかってるんです。でもなかなか貯金ができない。。。
収入を増やすことは、自分でコントロールできることではないので難しいです。でも、節約をして支出を減らすことは自分でコントロールできます。
節約で支出を減らす理由は2つです。
- 「あの時ああすればよかった・・・」と将来後悔しないため
- 将来の選択肢が広げるため。将来「こうしたい」という夢を実現するため
大きな枠で考えると、節約することは将来の自分への投資と考えることができます。
とはいえ、やりすぎはよくない。無理のない範囲で、なくなっても困らないところから節約して、自分なりの方法をみつけることが大切だと書かれています。
節約をとおして、自分なりのお金との付き合い方を身につけていきたいですね。

投資を続けることでお金が増える理由
ゆっくりと確実にお金を増やす秘訣は、投資で得た利益を再投資することにあります。
具体的に説明します。
1年で5%のリターンがある株式を10,000円購入したとします。
1年後には10,000円の元金と500円のリターン(10,000×5%=500)で10,500円になります。
次の年に元金とリターンを合わせた10,500円を元金にして、再び同じ株式を購入するとどうなるでしょうか?
10,500円の元金と525円のリターン(10,500×5%=525)で11,025円になります。
これを続けていくとどうなるか・・・
3年後 11,025×5%=11,576
4年後 11,576×5%=12,155
5年後 12,155×5%=12,762
10年後には、16,287円。利益を再投資しなければ5,000円の増加ですが、利益を再投資することで6,000円以上増えています。
投資を続けることでお金が増える理由は、投資で得た利益を再投資し、複利効果を利用することにあります。
「時は金なり」と言いますが、その本当の意味は複利を利用してお金を増やすことにあるのかもしれません。
アインシュタインが「複利こそが宇宙で最も強力な力」と言ったことも納得です。
さて複利効果の偉大さについて説明しましたが、複利効果を利用されるパターンもあります。
カードローンやリボ払い、車のローンに住宅ローンなどの借金です。
複利効果であっという間にお金が吸い取られていきます。
特に絶対にやってはいけないのはリボ払いです。一度はまったら抜け出せない底なし沼みたいなものですね。近づくのはやめておきましょう。

投資はシンプルに
投資というと株式を買ったり売ったりして利益を出していくイメージがあると思います。
でも『投資の大原則』に書かれている投資は全く違います。
では何に投資するのでしょうか?
それはインデックスファンドです。
インデックスファンドを簡単に説明すると、投資家から集めたお金で株式銘柄を選ばず、市場にある銘柄全部を買って運用するファンドです。
少し雑な感じの運用な気がしますが、「株式個々の上がり下がりはあるけど、市場全体が成長してリターンが上がればいいよね」というイメージでしょうか。
インデックスファンドの対極にアクティブファンドがあります。
投資家から集めた資金を使って、プロのトレーダーが株式の売買をし、より高いリターンを狙うファンドです。
なんだかアクティブファンドのほうがリターンが良さそうな気がしますよね。
過去20年のアクティブファンドとインデックスファンドのデータを見てみると、アクティブファンドがインデックスファンドに負ける確率が70%以上というから驚きです。
ではなぜアクティブファンドは負けてしまうのでしょうか?
アクティブ・ファンドは運用するのにコストがかかるからです。
売買にかかるコスト、運用する人にかかるコスト、いろいろなコストがリターンから差し引かれます。結果、最終的なリターンでは運用コストの低いインデックスファンドに軍配があがるというわけです。
投資リターンを確実に増やす原則は、投資にかかるコストを最小限にすることなのです。

投資は勝つことよりも負けないことが大事
投資をしようと思うことはすばらしいことではありますが、投資で勝ちたいと思うことは危険だと書かれています。
勝ちたいという思いが強いほど、いろいろな商品に目移りしたり、値動きで右往左往したり、余計なことをしてしまいます。結果勝つ可能性は低くなる。
投資する時は、いかに大きく負けないかにフォーカスすることが重要なのです。
投資で大きく負けないために行うことは、証券の種類(株式・債券・金など)、市場、時間を分散して投資していくことです。
特に大切なことは時間を分散すること。
定期的に定額でコツコツと投資し続けることです。
なぜでしょうか?
株価が高い時は少ししか買えず、低い時はたくさん買えるからです。
つまり株価が高い時にたくさん買って、暴落時に貧乏くじを引くリスクを減らすことができ、株価が安い時に少ししか買わず、値上がりした時に恩恵を受けられないリスクを減らすことができます。
投資も貯金と同じようにコツコツと続けることが大事なのだと思います。

まとめ:9つの基本ルールを覚えよう
投資初心者の教科書として、『投資の大原則』を紹介しました。
資産形成をする上で、特に重要なことが9つにまとめて書かれています。
- お金は若いうちから定期的に貯めよう
- 会社と国に資産形成を手伝ってもらう(日本の場合:会社には厚生年金で、国にはidecoや積立NIZAで)
- 不備の出費に備えて、現金は用意しておこう
- 保険をかけているか確認(シンプルでコストが低いもの)
- 分散投資をすれば心配の種が減る
- クレジットカードのローンは使わない
- 短期運用への衝動を無視する
- 低コストのインデックス・ファンドを使う
- 目新しい投資を避け、オーソドックスな投資をする
今回紹介しきれていないルールもありますので、気になる方は『投資の大原則』を読んでいただければと思います。
また、『投資の大原則』ではアメリカの税制・制度を利用する前提で書かれていることもあり、日本の税制・制度とは異なるところもありますのでご注意ください。
しかし、資産形成をする上での基本的な考え方は世界共通なので、考え方を学びたい方は一読することをオススメします。